個別支援計画に基づき、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。運動療育や学習支援、日常生活動作などのサポートを通じて、お子様の成長をしっかりと支えています。お子様の現状を的確に把握し、保護者様とともにより良い方法を考えながら、楽しく個性を伸ばせるよう努めております。日々、少しづつ増やしながらお子様の自信を育み、主体的に行動できるようにサポートを続けています。
五領域に基づいた、きめ細やかな学習支援
学習支援として、学習に課題を抱えるお子様にもきめ細やかに対応しています。例えば授業内容についていけない、視覚ワーキングメモリ・短期記憶力が弱い、文字を読むことに不安があるなど、それぞれの特性や進度に合わせた支援を行い、無理なく学びの楽しさを実感できる環境を整えています。
支援にあたっては、厚生労働省が令和6年4月より義務化した「発達支援のための五領域」(健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性)をバランスよく取り入れています。特に人間関係・社会性、「言語・コミュニケーション」へのアプローチを重視しながら、学びを通じて社会性や生活力の向上にもつなげられるよう支援を行っています。
また、学習教材はIT化しており、一人ひとりが安心して学べる場所づくりを心がけています。単なる学習支援にとどまらず、五領域の成長を意識した包括的なサポートを通して、未来への自信につなげます。
セラピー犬とのふれあいで心を育む
安心やリラックス効果をもたらし、情緒的な安定を助ける役割として、セラピー犬たちも活躍しています。セラピー犬との触れ合いを通じて、社会性を育むだけでなく、コミュニケーション能力や自己肯定感の向上にも寄与しています。セラピー犬との関わっていくうちにだんだんと心の扉が開いていくようになり、その手助けになっています。
当施設で活躍するセラピー犬たちは、皆とてもおとなしく優しい性格です。おやつをあげたり、一緒に外へ出かけたりするなかで、心を閉ざしていたお子様も、触れ合ううちに少しずつ穏やかな表情を見せるようになります。セラピー犬自身も子どもたちとのふれあいによって心が満たされ、双方にとって心が落ち着く大切な時間となっています。
セラピー犬たちの存在が温かく和やかな環境をつくり、皆様の笑顔を自然と引き出しています。